11.またいつか会いましょう
作詞:遠藤賢司
作曲:遠藤賢司
虚構が幾重にも重なり合ったビルの谷間を
僕の息吹は流れて行くよ 月の光に照らされて
やがて虚構のひだの間に押しつぶされてしまう
君の閉ざされた燃えさかる奥底に 僕の息吹は流れ込み
君に少しでもやすらぎを与えたら その息吹は涙を流し
君をぬらしてしまうだろう
またいつか会いましょう その言葉はワルツを踊りながら
宇宙の果てへと流れて行くよ
宇宙の果てへと流れて行くよ
またいつか会いましょう 君は僕の方へ
またいつか会いましょう 僕は君の方へ
君は僕の方へ
いつか夢みた魅惑の宵で
ずっと驚愕とみひらかれた僕の眼はもう閉じてしまい
どんなにのぞいても何もみえないよ ただ涙を流すのみ
あるのは自ら死ねない事への恐怖だけ
もうすでに怒りは底をつきやがて跡かたもなく消え去るのみ
あのあざけりのまま僕はこのギターをひく ふと流れ落ちた涙は
僕のギターをぬらす そしてその涙はさびた大地へと戻り始める
またいつか会いましょう その言葉はワルツを踊り
宇宙の果てへと流れて行くよ
宇宙の果てへと流れて行くよ
またいつか会いましょう 君は僕の方へ
またいつか会いましょう 僕は君の方へ
いつか夢みた魅惑の宵に
またいつか会いましょう またいつか会いましょう
またいつか会いましょう またいつか会いましょう
…またいつか会いましょう 君は僕の方へ 僕は君の方へ
…またいつか会いましょう いつか夢みた魅惑の宵に…
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